自作タブレットPC計画ここまで進んでいます

自作タブレットPC計画.正確には自作タブレットPCキット計画ですが現在ここまで進んでいます. 投稿日があれですが別にエイプリルフールじゃないです.

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真ん中に見えるのがAM3359,Cortex-A8コアを搭載したMPUです,その隣がDDR3メモリ,400MHz駆動(データレート800MHz)のものですがかなりハードなミアンダリングをしたこととやや無理のある配線(クロックがビアを経由しているなど)をしたためフルスピードでのアクセスが可能かどうかはわかりません.

一番上にみえるコネクタLCDとのコネクタです.これはプロトタイプ基板なので普通のヘッダを使っていますが量産時にはコンパクトなヘッダを使う予定です. LCDの本命はこれでしょうか?

iPad用LCD9.7inch

大量の調達がかなり難しそうではありますが.AM3359は2048x2048ピクセルまで扱えるのでギリギリいけそうですね.

向かって左に見えるやや小さいヘッダx2はUSBポートです.これも同様量産時には普通のUSBポートになります.

下に見えるのはSDカードコネクタです.ブートイメージにはここからアクセスすることになるでしょう.ブートメディアはMicroSDがいろいろ都合がいいのでこれを使おうと考えています.できればUSBブートにも対応したいですね.

基本的にMPU + DDR3SDRAM + ピンのブレークアウトヘッダというシンプルな基板にしています.

現在のところ層構成は4層を考えています.DDR3で4層なんてあまり聞いたことないですが….

使っているツールは Ubuntu 13.10 KiCad4775 Google スプレッドシート Python Wine LTSpiceIV

UbuntuAndroidのビルドのためとKiCadの最新安定版が使えるためにチョイスしました. Googleスプレッドシートは配線長の管理と発生する遅延の解析に使っています.計算した遅延時間をLTSpiceに食わせてやれば簡易的なアイパターン解析ができるというわけ.これに関しては後々ドキュメントをまとめます.

追記 だれか仕事ください. お仕事の依頼はmasahiro.suzuka@gmail.comまで