ソースコードからアプリケーションをインストールする

最近はパッケージ管理システムの発達でソースからアプリケーションをインストールすることはめっきり減ったけどたまにはソースからインストールすることもあるよね

(1) ソースのダウンロード まずはソースの入手.Unix系システム向けだとtar.gz2などが多い.ちなみにgz2は圧縮形式,tarは複数のファイルを一つにまとめたもの.tarボールとも呼ぶ.

$wget hogehoge.com

最近だとgithubからダウンロードすることが多いのかな?その場合

$git clone hogehoge.git

(2) tarの展開

$tar -xvf hogehoge.tar.gz2

(3) config & make 大抵のソースはmakefileを生成してからmakeする仕組みになっている.これは千差万別な利用者の環境に最適なコードを生成するため,生成をするにはconfigureを使う.

$./configure

ここでこける場合は大抵必要なライブラリがインストールされてなかったとき,apt-getなりでインストールしてやればOK.どうしても通らなかったらオプションを見落としているかもしれない

$./configure --help

で指定可能なオプションを確認するといいかも.

configureが通ったらmakeを行う.

$make

(4) sudo make install これで完了. 大抵のアプリは/usr/localにインストールされます.

(5) アンインストール

$sudo make uninstall

uninstallが用意されてるアプリはあまり多くない.マイナーなアプリならなおさら.その点は注意が必要かもしれない.